梅は咲いたか
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
我が家の梅の木に、今年も花が咲きました。
写真撮ってみました。
梅の花を見ると、
「ウメ~は咲い~たか サク~ラ~は~まだかいな~」と、
機嫌が良ければ、そんなご陽気な歌が思い出されますが、
これは江戸末期に流行った端唄の一節であるとか。
江戸の昔から、春を待つ2月の気持ちは一緒なんですね。
節分を過ぎて梅の花が咲き、
ちらほら雪が降ったり降らなかったりしているうちに、
桜が咲いて春の訪れです。
「サクラサク」の春はもうすぐです。
「冬来たりなば春遠からじ」とも申します。
春には新しい舞台でのスタートが待っています。
受験や学年末試験を間近に控えた学生諸氏にとってはここが天王山。
あと少し、もうひと頑張り、頑張っていきましょう。
ところでこの、
「冬来たりなば春遠からじ」なのですが、
「たり」とか「なば」とか「からじ」なんて古い言い方をするので
日本の古い諺とか中国の故事成語が由来と思われがちです。
でも、実はこれ、もとはとある英語で書かれた詩の一節、その和訳なのです。
イングランド生まれのロマン派の詩人、パーシー・ビッシ・シェリー。
彼が書いた「西風に寄せる歌」の最後のフレーズの和訳です。
“If Winter comes, can Spring be far behind?”
直訳すると、
「冬が来るならば、それは春がもっとずっと先なんてことであり得ましょうや?いやあり得ません。」とでもなりましょうか。
要は「冬来たりなば春遠からじ」お見事。名訳。
受験勉強がいよいよ佳境ということは、ゴールもまた近いということです。
さあ、ラストスパートです。
全力を出し切って、春を迎えましょう!
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。