日本の小学校
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
「小学校~それは小さな社会~」という映画を観ました。
心温まる良い映画で、お薦めです。
世田谷のごく普通の公立小学校、
ごく普通の日常を長期密着で映したドキュメンタリー映画です。
監督の山崎エマさんは日本の小学校を卒業し、
中学校からは日本のインターナショナルスクール、
大学からはアメリカへ渡りニューヨークで育ちます。
山崎さんはアメリカの友人から驚きをもってこう言われることが多かったといいます。
「なんであなたはそんなに周りに気が使えるの?」
「時間に正確だよね?」
「エマは忘れ物しないよね?」
「約束を守ってくれるから信頼できるわ」
「なんであなたはこんなにまじめなの?」
山崎さんはそう褒められ、ご自身でもなぜだろうと考え、
日本の小学校で学んだものが大きかったと考えました。
「日本の小学校では当たり前なんだけどなあ」と。
日本の小学校で当たり前として教えられていることは、
他の国と比べると良い意味で珍しいことが多くある。
その美点をドキュメンタリー映画として表現されています。
際立って特徴的な先生も児童も出てきません。
それぞれの個性は勿論ありますが、ごく普通の方がたです。
さまざまなことが起こりますが、
全国どこの小学校でもあるだろうなあということしか起こりません。
しかし、だからこそ共感と感動が深まります。
とてもいい映画でした。
「学校ってありがたいな」と、
今更ではありますが、思った次第であります。
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますようよろしくお願いいたします。