渋沢栄一記念館
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
一万円札の肖像でおなじみの「渋沢栄一記念館」に行って参りました。
先日、所用で群馬県伊勢崎市に行った折、帰りがけに立ち寄りました。
埼玉県北部、深谷市にある渋沢栄一記念館は、
所用のあった群馬県南部、伊勢崎市から県境の利根川を渡ってすぐのところにあります。
訪問予定をたてていたわけではありませんが、
サービスエリアにあった地図を見て行ってみようか思いたち、
急ぐ帰り道でもなかったので、ちょっと寄り道して訪問してまいりました。
一万円札の肖像、渋沢栄一の生涯とその偉業についてしばし勉強させていただきました。
近代日本の礎を築いた、渋沢栄一の旺盛なバイタリティーに舌を巻いた次第であります。
私はこの「渋沢栄一記念館」のように個人の名前を冠した記念館が大好きです。
出かけた先で時間があるとつい立ち寄ってしまいます。
もちろん記念されている人物が魅力的で、
その人物についてもっと深く知りたいというのが一番の動機なのでありますが、
それだけが目的であれば、書籍でもネットでも情報入手ルートはいくらでもあるわけであります。
しかるに○○記念館を愛好するのは、地元の方の「熱」を感じるからであります。
渋沢栄一は深谷市の郷土の偉人であります。
○○記念館の人はたいていそれぞれの郷土の偉人でありまして、
郷土の誇り、みんなの手本、目指すべき人物象であります。
幼少の砌より、二宮尊徳記念館を保育園のお散歩コースとして育った私には、そのへんよくわかります。
○○記念館ではその人物のブライトサイドのみが強調されます。
ダークサイドが欠落していて情報として不十分との見方もありましょうが、
でも、そこがいいんです。
そうはいっても…とか、じつはね…なんていりません。
偉人は偉人、偉業は偉業でいいじゃないですか。
小賢しいことをいわずに、地域の人の愛情と情熱を感じつつ偉人の偉業を称える。
これはなかなか清々しい時間なのであります。
また、わたくしの数少ない特技の一つが人見知りをしないということでありまして、
フレンドリーにお話を伺えそうな人を察知する能力には自信があるわけであります。
この日も解説ボランティアの武田さんにすっかりご案内いただけました。
ベテランの武田さんは持ちネタ豊富で面白いお話をたくさんしていただきました。
話しの中で、私が小田原で学習塾をしているというと、
「渋沢栄一は他人のためにと努力をした人です。自分のためだけではなくね。」
「それを伝えて、そんな人をたくさん育ててください」とおっしゃいました。
私如きでは到底力不足、過大な目標ではありますが、
その意気だけでも承りたいところであります。
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますようよろしくお願いいたします。