バイクに乗って
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので
御用とお急ぎでない方、特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
暖かい日が多くなってきました。
バイクの季節です。
16歳の誕生日を待ちに待って原付免許を取って以来のバイク乗りです。
小田原はバイク乗りにとっていい土地です。
海沿いのバイパスは常に片側が相模湾で抜けのよい景色であることこのうえナシです。
なにせ海は広い。対岸のアメリカ大陸まで、ず~っと海です。
小田原は三浦半島の先っちょから伊豆半島の先までぐるっと海沿いの道が続く真ん中辺です。
西に行けば伊豆の自然があり、東に行けば賑わう湘南海岸です。
箱根の山に登ると景観の良さに特化した自動車専用道路もあります。
富士山を、芦ノ湖を、なにより箱根の山々をどの角度から見たら明媚に見えるかだけを考えた道路です。
海も山も、陽気のいいときにバイクでのんびり走るのは実に楽しいものです。
たまに都会の混雑した道をバイクで走ることがありますが、私にとってはとってもストレスフルです。
都会のバイク乗りにとっては当たり前のことなのでしょうが、とてもいい環境でぬくぬくとバイクライフを送る私にとっては全くもってストレスです。
そんな都会の混雑を抜けて多くのバイク乗りたちが小田原にやってきます。
目的地は箱根や伊豆でしょうか。西湘バイパス下りのパーキングエリアなんかはバイク屋さんの展示場のようになります。
暴走族(珍走団とかっこ悪い名前に改名すべきとの運動もありました)はめっきり見なくなりました。いても数人、あるいは一人の暴走人です。
同好の士が社会に迷惑をかけないのはよいことです。
今のバイク乗り、上品とは言いませんが、少なくともアウトローな雰囲気はありません。
気さくに挨拶して天気の話や愛機の自慢など二言三言、そんな雰囲気です。
いいことばかりでないのは高齢化問題です。
まあ若者がいません。
おじさんばっかりです。あと時々元お嬢さん。
若い人がいないからどうだってこともないのですが
映画「イージーライダー」の昔からのバイク文化、
尾崎豊が盗んだバイクで走り出したような
「バイクが若者文化の象徴」というベタはもう過去のものなのでありましょう。
ガソリンエンジンが電気モーターに代わろうとする現在、
バイクそのものが消えゆく文化なのでしょうか。
やがて文化は文明に飲み込まれる定め。
今のうちにバイクライフを楽しんでおこうと思う今日この頃です。
毎度、駄文にお付き合いいただきありがとうございます。