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完全試合 佐々木朗希

ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。

本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、

特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。

 

完全試合達成と聞いて、居ても立ってもいられず、

愛機の一眼レフを持って、千葉マリンスタジアムに行ってきました。

160キロ超の剛速球を投じる佐々木朗希投手です。

圧巻でした。

先週完全試合を達成した次の登板でした。

圧倒的なピッチングで、この日も一人の走者も出さず、14奪三振8回完全投球です。

 

前回の完全試合は1994年巨人槙原寛己投手まで遡ります。

それほど希で偉大な記録が完全試合です。

ロッテ佐々木朗希投手が久しぶりの完全試合達成と聞いて

野球ファンの血が騒ぎ、完売チケットを運良く入手し、

マリンスタジアムへ行ってきました。

 

凄いものを見せてもらいました。

何がどう凄いのかはいろいろな方が様々ご解説頂けているので、

私ごときが加えることは何もありません。そちらをご参照ください。

 

どれほどスケールの大きな選手なのでしょうか。

史上初の2試合連続完全試合こそ逃しましたが、見方を変えれば完全試合継続中です。

「サンデー朗希」ということで毎週日曜日に先発予定とのこと。

来週の日曜日も登板予定。次回登板も期待せずにはいられません。

 

佐々木朗希投手といえば、思い出されるのは大船渡高校時代です。

甲子園出場をかけた県大会決勝戦での登板回避。

大船渡高校國保監督の、目先の甲子園出場よりも佐々木投手の将来を大切にしての采配でした。

結果、甲子園へはいけなかったこともあり、侃々諤々論争の的でした。

猛烈な批判覚悟での國保監督のあの決断は、様々見解はございましょうが、

今日この姿を持って英断だったとしてよいのではないでしょうか。

 

この試合での8回での途中降板も同様。

2試合連続完全試合は野球ファンの誰もが望む大記録です。

しかし、佐々木投手の将来はもっとずっとスケールが大きい。

私としては2試合連続完全試合のの偉業を間近で観る機会を惜しくも逃した交代なので、

残念な気持ちもありますが、佐々木投手の途方もない将来の可能性を優先して、素直に我慢です。

 

大谷翔平選手の二刀流もそうですが、

佐々木投手も現実世界の出来事とは思えない活躍です。

投手と打者、どちらも超一流、メジャーで大活躍したらどうだろう?

これはフィクションであっても現実離れしすぎていて成立しませんでした。

大谷選手の活躍は現実がフィクションを超えるものでした。

 

佐々木朗希投手も同様。

映画でもドラマでも小説でもゲームでも何でもいいです。

企画会議であるアイディアが出されたとします。

 

直球の球速は平均160キロ、フォークボールは鋭く落ちて150キロ。

それにコントロールがよくて、イケメンで性格もよいナイスガイのピッチャーがいて、

おまけに前途洋々弱冠20歳。バッテリーを組むキャッチャーは高卒ルーキーで19歳。

記録的三振奪取をバンバン重ねて完全試合をして世間の注目を一気に集め、

完全試合をしたその次の登板も完全投球を続けて、味方の援護なく8回で降板したものの完全投球今もって継続中・・・

 

フィクションであっても現実離れしすぎてついていけません。企画はボツだったでしょう。

しかし、それを現実に見せてくれているのが今の佐々木朗希投手です。

いやはや凄い選手です。

 

この試合の敵将であったビッグボスこと新庄監督は言いました。

「彼なら(今シーズンだけでも)あと4、5回は完全試合のチャンスがあるよ。無理しないで、次に備えての降板は大賛成だよ」

4、5回と絶妙にリアルな数字をあげるのがビッグボスらしいです、

「(バントなど小細工をせずに)堂々と振って勝負してきなさいと言いたくなる投手。5月1日の再戦では、万全の状態で完全試合を観てみたいね。」と。

敵将にまでその将来を期待させる快投佐々木朗希投手。

どこまで大きく成長するのか、野球ファンとして注目していきたいと思います。

 

毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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