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数学とは○○である 東野圭吾の説

ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。

本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、

特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。

 

「数学とは『炊飯器』である。」東野圭吾の説です。

 

「マスカレードホテル」「ガリレオシリーズ」などでおなじみの

小説家、東野圭吾曰く、

「数学とは科学や経済における問題解決のための道具である。

どんな道具があるのかを学んでおかなければ、

それらに関わる仕事をしたときに無駄な遠回りをすることになる。

米はあっても炊飯器の存在を知らなければ飯を炊くのに苦労するようなものだ。

微分積分、三角関数ーすべて道具である。」

 

東野圭吾は工学部電気工学科出身、元エンジニアという異色の経歴の小説家です。

文科系が多い小説家の中で珍しい理系です。

得意教科も数学だったそうで、

まわりから数学好きを珍しがられ、不思議がられることが多々あったとか。

そんなときに東野圭吾はこう言って数学の大切さを説明したものだと、

エッセイの中で語っていました。

 

なるほど『炊飯器』とは言い得て妙。

「お米」は「問題」、「ご飯」はそこから論理的に求められる「解決策」でありましょう。

炊飯器がなくてもお鍋や飯盒でもご飯は炊けます。

炊けはしますが、

経験がないと手間もかかるし、オコゲを作ってしまうかもしれません。

その点、炊飯器は楽ちん。

スイッチポンでいつでも誰でも美味しい「ご飯」のできあがりです。

 

数学は道具であるとの説明、納得です。

 

してみると、「数学つまんな~い」というぼやきは、

炊飯器で炊いたご飯を美味しくいただくのではなく、

炊飯器をガリガリかじって「おいしくな~い」とやっている様なものだとも言いえましょうか。

 

「数学とは『炊飯器』である。」

さすが人気小説家。面白くもわかりやすい話だなあと感心しました。

 

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また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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