ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。

本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、

特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。

 

日曜劇場の最新ドラマ「マイファミリー」が完結しました。

最近流行りの視聴者が真犯人を推理しながら楽しむ「考察」系ドラマです。

私も真犯人を予想しながらあっという間のワンクール楽しみました。

 

私の感想を。

本日は、なるべく気をつけますが、ネタバレご注意でお願いします。

 

ドラマ「マイファミリー」はタイトルの通り家族の物語でした。

再生された家族（鳴沢家等三家族）と再生不可能な不幸な家族（某二家族）を対比して描きました。

最も印象的だったのは最終話のこの台詞でした。

 

犯人が犯行動機として「家族にバレれるのが怖かったから」と言っていると教えられた

主人公、嵐の二宮和也演じる鳴沢温人（なるさわ・はると）のこの台詞です。

 

「怖がる存在じゃないんだよ、家族は……」です。

 

主人公鳴沢温人も、数年前は家族を信頼できずに事件に巻き込まれます。

あの頃は、彼もまた「家族が怖かった」のです。

 

原因は彼自身にありました。

仕事にかまけて家族を大切にしてこなかった結果です。

家族を信頼することもできず、家族から信頼されることもない日々。

家族は崩壊寸前でした。

 

そんなとき、誘拐事件が鳴沢家を襲います。

温人は事件解決のために全力で家族に向き合います。

仕事も忘れ、家族のことだけに向き合う日々です。

温人の奮闘が家族の絆を取り戻していきます。

家族を守る男の強さ、かっこよさを二宮がたっぷりと好演しました。

 

家族の絆が戻るにつれて、事件も解決に向かいます。

家族の絆は、友人、仕事仲間との絆でもあります。

広い意味での家族、ファミリーが再生されました。

 

家族の絆を取り戻した温人の台詞です。

「怖がる存在じゃないんだよ、家族は……」です。

温人はこういえるまでに成長しました。

彼の奮闘と家族の、仲間の支えがあってこそでした。

 

再生する家族の一方、家族の絆を取り戻すことができなかった二つの家族も描かれています。

残酷な対比ですが、ストーリーに深みを出しています。

 

「家族」を怖がったままダークサイドに落ちてしまった家族と、

「家族」との絆を取り戻すことで困難に打ち克つことのできた家族の、

家族（ファミリー）の成長物語でした。

 

「怖がる存在じゃないんだよ、家族は……」

名台詞だと思いました。

 

私はこの台詞を聞いて、「家族」の代わりに色々な言葉があてはまると思いました。

「家族」の代わりに「勉強」としてみてはどうでしょう？

 

「怖がる存在じゃないんだよ、勉強は……」

 

勉強にまっすぐ向き合わないばっかりに必要以上に勉強を恐れてしまう。

それゆえ勉強が不振になるってことはままあるのではないでしょうか？

 

「家族」の代わりに「学校」「進学」でもいいでしょう。

 

私に一番しっくりくるのは、やはり「塾」でしょうか？

 

「怖がる存在じゃないんだよ、塾は……」

 

そう思ってもらえれば鳴沢温人のように強く、たくましく勉強に向き合ってもらえましょう。

 

難しいことがわかっている勉強のお手伝いをするのが私の仕事です。

怖がられてはいけません。

 

塾は、何はさておき、まずは、安心できる場所であらねばと思いました。

 

私自身のことについては、

いつでも「この人は自分の味方（マイファミリー）だ」と思ってもらうことが第一歩だよなと。

 

「真犯人があの人だったとは！」とビックリしつつ、

そんなことを思った次第であります。

 

毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。