うわさのChatGPT
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
昨今なにかと話題のChatGPT。
高度なAI技術によって、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスだそうです。
企業や役所でも取り入れたとか、学生が宿題に悪用してしまうのでは?とか、何かと話題です。
私も気になるので、その実力を探るべく、ChatGPTにいくつか質問してみました。
私の質問:「小田原の柏木塾ってどんな塾ですか?」
ChatGPTの回答:「神奈川県小田原市にある柏木塾は「空手道場」です。創立は・・・・」
以下延々数行にわたり、私の知らない「空手道場柏木塾」の情報が続きます。
弘法も筆の誤りと申します。高度なAI技術も間違えることはありましょう。
再考をお願いしました。
私の質問:「私が知りたいのは栢山の柏木塾なのですが。」
ChatGPTの回答:「申し訳ありません、誤解を招くような回答をしてしまいました。」
素直に謝ってくれるのはいいのですが、あまりに素早く返信がくるので謝られている感は希薄。
軽くあしらわれている感は否めません。
それに「誤解を招くような」ということは、
小田原に「空手道場柏木塾」は当塾とは別に存在するということでしょうか?
もやもやしますが、そこを突っ込んでも誰も楽しくならなそうなのでここはスルーしましょう。
「栢山の柏木塾」でご再考いただけたようなので続きを読んでみましょう。
ChatGPT続けて曰く:
「小田原市栢山の柏木塾は小田原市内で60年以上の歴史を持つ進学塾です。
1946年に創業され、地域の生徒さんに指導を行っています。」
実際は今年で創立28年目です。倍以上の歴史になっています。
そもそも私が今年で52歳。1971年生まれです。完全な誤情報です。
ChatGPTさらに続けて曰く:
「塾長の柏木秀吉氏は37歳で創業し、現在も現役で指導にあたっています。」
私の名前は柏木善弘です。
間違えるにしてもよりによって「秀吉」とは。
こんなことを考えても仕方ないのですが、
ChatGPTのいう柏木秀吉氏は37歳で1946年に柏木塾を創業、現在も現役とのこと。
もし、そうであるならば、
塾長柏木秀吉氏は1909年(明治42年)生まれ。御年114歳となります。
元気なご高齢の方が増えたとはいえ、114歳で現役とは。
さらに、混沌の世界へ。
「指導内容は多岐に及び、具体的には、英語、コンピューター、
簿記、茶道、書道、お絵かき、生け花など、様々な講座があり、
生徒数は3000人程度で少人数制の授業を行っています。」
真面目に読んでいると頭がクラクラしてきます。
もはやどのような塾なのか想像がつきません。
以下この調子でほぼ誤情報のみを断定口調で数行続きます。
回答文章自体に論理的破綻はないのですが、現実的にはあり得ない誤情報だらけ。
内容は出鱈目と言って差し支えないでしょう。
これを読んで思い出したフレーズがあります。
昭和の終わりにリクルート事件を追及された竹下登元総理の答弁を揶揄した言葉。
「言語明瞭、意味不明」です。
まあ、AIも生まれたばかりです。
ここからの学習能力、成長に期待しましょう。
こんな頓珍漢だった頃もあったよねと、
近い将来笑い話になるやもしれません。
ただ、もうしばらくは慎重に使っていきたいなと、
そう思った次第であります。
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。