リーグ戦を楽しむ
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
春です。
私の好きなプロ野球とJリーグがともに開幕しました。
私の贔屓チームは、横浜ベイスターズと湘南ベルマーレ。
両チームの応援に勤しむ日々が今年も無事、桜の開花とともに、
まためぐってきたというわけであります。
これからシーズン終了まで、
贔屓のチームが勝てばうれしい、負ければ悔しいで日々一喜一憂するという、
実に他愛もなくもエキサイティングな毎日となります。
そんなことを毎年しているのでありますが、
はてさて、
長いリーグ戦を勝ち抜く極意とはなんでしょう?
「3連戦3つ、9試合を5勝4敗で上出来なんだよ、3連戦を2勝1敗なら特上だね。」と言ったのは、
西武ライオンズ黄金期を作り上げ、ベイスターズ監督経験もある名将森祇晶。
彼は言いました。
「シーズンは、9試合で4つ負けても5つ勝てば充分優勝戦線に絡める勝率だよ。」
「日本シリーズ(7試合)だって3つ負けても4つ勝てば日本一だよ。」
だから1つの負けにこだわらず、勝ち越すことを考えれば良いのだと。
同じくベイスターズの元監督、タイプは真逆ですがこちらも名将、
98年の優勝監督権藤博はもっとシンプルにこう言いました。
「やられたらやり返せ」
優勝した年もよく仰っていました。
両将が言わんとするところ即ち
「今日の負けにこだわらず、明日勝つことを考えろ」となりましょうか。
どれほど強いチームでも、全勝というわけにいかないペナントレース。
負けてしまったとき、いかに次の勝ちにつなげるかが大切ということなのでありましょう。
納得であります。
残念ながら、私のひいきチームはいずれもよく負けます。
負けて悔しい時、
権藤さんの「やられたらやり返せ」の言葉を胸に、
いつの日か、見果てぬ夢であるところのシーズン優勝をと、
今日も明日も応援するのであります。
そんなことを申しますのも、
「これはトーナメントじゃなく、リーグ戦の戦い方が必要だな」
と近頃思うことがあるからです。
もし、ご興味がおありでしたらこちらをクリックまたはタップしてみてください。
怪しいサイトではありません。
神奈川県教育委員会
「令和6年度神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果について」です。
0322houkoku1.pdf (pref.kanagawa.jp)
特にご注目いただきたいのはここです。
高校入試です。
神奈川県の県立高校入試です。
全県平均です。英語47点です。
ちなみに100点満点です。
昔に比べて平均点が下がりました。
急落かつ暴落です。
学力低下?とお思いになられた方は、
同サイト掲載の過去問題を見てください。
学力が低下したかどうかは私にはわかりませんが、
これだけは言えます。
問題が難しくなりました。
そう、とっても。
平均点が半分です。
ってことは半分取れれば偏差値50くらいです。
偏差値50とちょっとのところには、
私たちの近隣学区のいわゆる2番手校があります。
西湘、大磯、伊志田です。
これらの高校に進学する生徒は英語50点を目指して勉強しています。
50点取れたってことは、残りの50点分は不正解だったということです。
これはトーナメントの考え方ではやってられません。
一戦必勝、負けられない戦いがそこにある。
なんて気持ちでやっていたら、
解けない問題に一つ当たった瞬間、心が折れてしまいます。
ここはリーグ戦の心構えが大事です。
「3つ負けても4つ勝てば日本一」
「やられたらやり返せ」
過酷なミッションに挑戦する受験生の皆さんのお手伝いをする我が身としては、
名将の言葉を思い出すだに、
「ほんと、それね」
と独り言ちるのであります。
プロ野球とJリーグ開幕の春に
そんなことを思った次第であります。
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。