観察記
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
3月ころだったでしょうか、自宅の庭に小鳥を見かけました。
スズメよりちょっと大きくツバメよりちょっと小さいくらいの大きさで、尾の長い小鳥です。
人に対する警戒心が薄いのか私が近づいても飛び去る気配はありません。
長い尾を上下させながら歩きます。
ちょっとコミカルです。
私がいても飛び去らずに、悠々と庭を歩いているのでちょっと観察してしまいました。
以来数日、ほぼ毎日、この鳥がよく庭を歩いていることに気づきました。
気になってGoogle先生で調べてみるとセキレイというスズメの仲間の鳥だとのこと。
ハクセキレイという種で南関東ではごくありふれた鳥だとか。

南関東ではありふれているのですから
今までも目にしたことはあったのでしょうが
気にしたのは初めてでした。
名前を知るというのは大切なことで、以来
見かけるたびに「あ、セキレイだ」と思うに至ったわけであります。
他に名称不明(無知な私にはですが)の鳥も飛んでいますが、
それらとは区別してこれはセイキレイだ、
この色の特徴はハクセキレイだと思うわけです。
さらにセキレイの生態を調べてみれば、
テリトリー(縄張り)意識の強い鳥で自分のテリトリーを守る行動がみられるとか。
そうなるとまた話はちがってきます。
日々見かけるこのセキレイは私の家をそのテリトリーとするセキレイ。
昨日見たセキレイも今日見るセキレイも同一人物(鳥物?)となります。
そう思うと、今日も元気かな?くらいのことは思うようになるわけです。
朝一番の私の習慣は外に出て雨戸をあけることです。
その時にほぼ毎日、セキレイを見かけます。
不思議はありません。
我が家は彼のテリトリーでもあるのですから。
もうすっかりご近所さんというか同居人(鳥?)というか
なにか連帯のようなものを感じ始めてしまった次第でして、
しばらく観察しているとセキレイの方も私の近くに寄ってきて私を観察している…様子にみえます。
家族にこの話をしました。
セキレイという鳥がいて、こういう性質の鳥で、
彼と私の間にはすでに友誼が結ばれているのかもしれないと。
家族は半笑いでスルーです。
それも致し方ありますまい。
私も家族からだしぬけに野鳥と友達になったと言われたらどう返していいかわかりません。
セキレイのことをさらに調べると、
つがい(夫婦)で子育てをする鳥だとか。
ツバメみたいなものですね。
そう思ってセキレイを見てみると
一羽が庭を歩いているときに
もう一羽近くにいることにも気づきます。
「おお、相方さんですか?」
元からいたのかもしれません。
私はこの段階で彼ら夫妻を認識します。
間違っているかもしれませんが、
少し体が大きく私により近づきがちなこちらが好奇心旺盛なダンナでしょう。
少しスマートでダンナよりも少し距離をとっているのが慎重派の奥さんだと思われます。
私の目に狂いはないはず。
Google先生もそうに違いないといっています。
家族にまた報告です。
セキレイってつがいで子育てする鳥でね…
以下あまりニーズのないセキレイの生態を話すわけですがあまりご興味をお持ちでない。
それでも言わずにいられないので、
「今朝も夫婦そろっていたんだよ」
またしても微妙な微笑みが返ってくるばかり。
話し手と聞き手の温度差。
UFOやツチノコをたまたま見つけてしまった人は
きっと今の私にご同情頂けると思いました。
数週間そんなことが続きましたかね。
家族も何度かセキレイを庭で見かけるようになり、
我が家のセキレイ夫妻が私のイマジナリーフレンドでないことはご理解いただけました。
我が家が彼ら夫妻のテリトリーの中であることは間違いなさそうです。
であれば、我が家の近所に彼らの巣があるはず。
何処かなあと思うのは当然の成り行きでして、
Google先生にたずねます、我が家の近所の巣の場所候補。
先生曰く、セキレイが巣作りする場所はバラエティー豊かで
外敵に雛が襲われなさそうなところであればあらゆるところに巣作りするとか。
家族も私の正気を確認できて、
セキレイの話にも普通に応じてくれるようになりました。
「どこに巣を作っているんだろうね?」の問いにも、
ごく自然な会話として成立するに至りました。
もう4月も半ばだったでしょうか、
彼らの巣を見つけました。
我が家のガレージの天井の隅、
シャッターを巻き上げるところの隅の隙間に巣を作りました。
いつの間にかできていた感じです。仕事が早い。
いい場所です。
ここならネコも蛇も上がってきますまいというところ。
高いところで物陰なので、私が雛を見られないのは残念ですが、
雛たちの安全な成長のためです。それくらいは我慢しましょう。
現在、雛が孵ったようで夫婦でせっせと餌を運んでいます。
もう付き合いが長いので、私は親の鳴き声と雛の鳴き声が聞き分けられます。
太くしっかりした鳴き声の親が餌をもって巣に帰ると、
細く高いピーピーという雛の鳴き声が聞こえます。
姿が見えないので鳴き声を聞くだけですが、
雛たちの無事の成長を願うそんな今日この頃であります。
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますようよろしくお願いいたします。
