百戦錬磨が思うこと
ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので 御用とお急ぎでない方、
特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。
往年の名キャッチャー、「ダンプ辻」の愛称でおなじみ辻恭彦さん。
野球雑誌のインタビューに答えて、実に面白いことを仰っていました。
ちょっと前に、日本ハムの先発ピッチャーが好投し、
1対0のまま8回裏、日本ハムの攻撃を迎えたときがありました。
そこで追加点が入りそうな流れになって、アナウンサーが
「ここで2点目が入ると楽になりますよね」と言ったんですよ。
そしたら日本ハムOBの解説者が
「すんなり終わらせるなら1対0のままのほうがいいですよ」と言って、
僕は「ああ、こいつ分かってるな」と思ったんです。
リズムよく来ている展開が、2点目が入ることで狂ったり、
投手の緊張感が少しゆるんで打たれることって結構ある。
僕が現役時代も、先発が頑張って1対0で終盤に来たとき、
このまま完封させたいなと思うと、
この解説者と同じく「1対0のままでいい。追加点取るなよ」と祈ってました。
私はこれを読んで、受験も同じことがいえるなあと思いました。
内申点がギリギリという緊張感が、かえって良いモチベーションになっているってこともままあります。
未熟な私には、達人のダンプさんのようには達観できません。
模試の結果、内申点の変化に一喜一憂してしまいます。
ですが、ダンプさんの言ってることは真実をついていると思います。
私はこのインタビューを読んで、
大きな目標の前で、途中経過が厳しくとも頑張っている人に、
「大丈夫だよ、このまま最後まで頑張ろうよ!」と、
ちょっとだけより力強く言える気がしました。
毎度、駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また、お暇のおりにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。