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解けない問題

ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので
御用とお急ぎでない方、特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。

「卵 クルミ チョコレート」 何~んだ?の答えです。

この問題は不完全です。言葉が足りません。
問題として成立していません。
なのでこの問題に回答しようもありません。
すなわちこれ「解けない」問題です。

「解けない」をひらがなで考えて漢字を変換「溶けない」と考えます。

温めると溶けるチョコレートは「溶ける」ので、「解けない」問題の解答としては不適。バツです。

そうなると、残る選択肢は卵、クルミの二択です。

卵をかき混ぜることを卵を「溶く」といいます。
卵もまた「溶ける」のです。「溶けない」問題の解答としては不適。バツです。

正解はクルミ。
クルミは「溶けない」ので「解けない」問題の正解となります。

この問題は、小林賢太郎さんという、作家で演出家で演者という鬼才が、芝居の中で登場人物に語らせた問題です。
なんだか気に入って、持ちネタにしています。

難しいなぞなぞは、正解できません。
なので、解答を聞いたときの納得、スッキリ感が面白みだと思います。
いかがでしょうか?私はこの問題、とてもスッキリしました。

お話の中になぞなぞを入れるというのは技法としてあるのでしょうか?
名探偵コナンでも作中になぞなぞ出されたりしますよね。
本編の謎解きのウォーミングアップですかね。

そう考えていたら思い出したのですが
戦隊ヒーローの元祖、秘密戦隊ゴレンジャーで黄レンジャーが時々なぞなぞを出していた気がします。

いったいどの年齢層に向けた話なんだ、という話ばかりで申し訳ありません。
読み飛ばしてください。

ちなみに、「卵 クルミ チョコレート」を
「卵 危険なギャンブルに賭ける大金 チョコレート」とすると大人向けのなぞなぞで、正解はナシとなります。

毎度、駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

柏木塾
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