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苦境のベイスターズ

ブログでは塾と関係のないことのみを書いています。
本当にたいしたことは書かないので
御用とお急ぎでない方、特に、お暇で気が向いた方にお読みいただければ幸いと書く次第です。

我らがベイスターズが久しぶりに勝ちました。
10連敗を止める久しぶりの勝利です。

これで4勝17敗4分け勝率.190
長いことベイスターズを応援していますから
それはまあ勝てないときもありましたが、
今年はなかなかの負けっぷりです。

負けていると気持ちが暗くなりがちですが
今年はそれほど暗くなっていません。

それはなぜかと申しますと
監督が三浦大輔だからです。

セ・リーグにジャイアンツという強いチームがあります。
かの球団は伝統的に強いので歴代監督は全員自チームのOBです。
これがうらやましい。

ベイスターズは弱い球団なのでOB監督が少ないです。
他所から来てくれるのも嬉しいのですが
やはり現役時代からベイスターズという、OB監督のもとでの優勝が見果てぬ夢です。

今年から三浦大輔新監督、ベイスターズOBです。

「私のアタマのように明るく怪我(毛が)なくいきましょう」という
人の良さ全開の監督就任挨拶でおなじみの
山下大輔監督以来の久しぶりのOB監督です。

三浦大輔、現役時代エースでした。
ベイスターズの暗黒期といわれる弱い時期を支えてくれたエースでした。

三浦監督が現役時代にFA権を取得したとき、
タイガースから熱烈オファーを受けました。
当時のベイスターズは暗黒絶頂期、
阪神の条件はとても誠意のあるものでした。

私はベイスターズというチームのファンでもありますが
三浦大輔という選手のファンでもありました。

投手三浦にとってどちらが良い環境か?
そう考えると阪神への移籍も仕方がない
というか、そうすべきだと思っていました。

しかし、三浦はベイスターズに残りました。

「このチームで強くなりたい、優勝したい」
そう言って残りました。
エースの残留にファンから感謝の声が集まると
「このチームだから投げさせてもらえているだけです」と謙虚に答えました。

三浦大輔、いい男なのです。
リーゼントとか番長とかの見た目のイメージとは真逆のいいヤツなんです。

強いチームの強い選手も魅力的ですが
弱いチームで奮闘する男にはもっと深い魅力を感じます。

誤解を恐れずいえば
三浦大輔、苦境が似合います。

苦しさから逃げない男です。
苦しいときになんとかしてくれる男。
頼れる男、輝く男です。

ファンとしては散々に苦労をしてきた、頑張ってきた三浦大輔に、
野球人生の最後に優勝監督という栄光をつかんでほしい
そう思っています。

勝てないのは今に始まったことではありません。
最低勝率記録?ドンマイです。

シーズンは始まったばかりです。
シーズン終了時に勝率.190、またはそれ以下で終わることもないでしょう。
もうちょっとはましになっています(おそらく)。
であれば、これからです。これから(ちょっとだけ)やり返します(たぶん)。

私はそれを楽しみにするだけです。

頑張れ、ベイスターズ。
頑張れ、三浦大輔新監督。

毎度、駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

柏木塾
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